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【感想・ネタバレ】「無人島ロワイヤル」秋吉理香子|無人島に三つ持って行くなら?

秋吉理香子さん「無人島ロワイヤル」の感想です!
ネタバレ含みますので、未読の方はご注意ください。

「無人島ロワイヤル」内容

「無人島に3つ持っていくとしたら?」初夏の夜、この定番の他愛ない話題で盛り上がっていたバーの常連たちは、マスターの告げた一言でさらに沸く。「俺、無人島持ってるよ」。かくして、彼らは3つのアイテムのみを手に無人島を目指すことに。だが、一夜明けると、マスターとヨットは消え、代わりにビデオメッセージが残っていた。「これからバトルロワイヤルをやってもらいます」。初めは絶望にかられながらも協力し合っていた常連たちだが、「10億円の賞金」をめぐって互いに疑心暗鬼となり、ついに最初の脱落者がでる――。

Amazon.co.jp「無人島ロワイヤル」

「無人島に三つ持っていくとしたら、なにを持っていく?」

よくありがちな話題で盛り上がる、とあるバーの常連客たち。

マスターが実際に無人島を所有していると判明したことで、話題はさらに盛り上がり、ついに常連客たちは実際に自分が選んだ3つのアイテムを持って無人島へ向かうことになります。

しかし、1~2泊の旅行だったはずが、マスターの計画により、常連客たちは島に取り残されるはめに……。

8人のうち、島から帰れるのは2人のみ。
生き残りをかけたゲームが始まります。

「無人島ロワイヤル」感想(ネタバレあり)

おすすめ度:★★☆☆☆

言ってしまえば、よくあるサバイバル小説です。
サクサクと読みやすい印象でした。

(個人的には、もっと入り組んだ感じで来るかと思ったので若干の拍子抜け感…。
なので星は低めです。すみません汗)

仲が良かったはずの常連客たち。
マスターを上手く騙してみんなで一緒に助かる……

なんて展開にはならないんですよね(笑)
案の定、殺し合いが始まります。

無残なのがまあ、良い人からどんどん殺されていってしまうこと。

「こいつーーー!」って思うような奴が腹立つぐらい生き残ってくんですよね(笑)

先の展開はだいぶ予想できるんですが……テンポが良いのであっという間に読み終えました。

サバイバルゲーム的な内容が好きな方は楽しめると思います。

個人的には、最初は莉々子にかなり嫌悪感を抱いていたんですが、次第に同情してくれる不思議。

まとめ

以上、秋吉理香子「無人島ロワイヤル」の感想・解説でした!

無人島に3つ何を持って行くか…この本読んだら色々と考え直したくなりますね(笑)

きらり
  • サイト「KIRARI」の中の人。
    読書が好きで、読んだ本の感想を投稿しています。